本日はクリスマス前4週間、イエス様の聖誕と再び来られることを待ち望む待降節が始まる主日です。待降節或いは待臨節と呼ばれるこの期間中、私たちはこの地に再び来られるイエス様を見上げて、祈りと感謝、賛美の時間を過ごさなければなりません。今日の御言葉は全人類の罪を赦すためこの地に来られらイエス様がどなたであるのかを私たちに明らかに教えてくださいます。

1.私たちのため来られたイエス様
 イエス様は罪と絶望の中で生きている私たちを救うため人になって生まれました(イザヤ9:6a)。主は何の欠点もないお方でありましたが、贖いのための子羊として十字架に掛けられて亡くなられました(ヨハネ1:29)。十字架でただ一度だけ捧げられたイエス様のいけにえにより人類はもうこれ以上多くの動物の血を流して一時的の全焼のいけにえを捧げる必要はなくなりました。これからイエス様を信じイエス様が流された血潮の恵みを受ける人々は、誰でも罪から赦され神様の子どもになり、神様の御座の前に大胆に進んで行くことができます(へブル10:19)。

2.私たちの統治者になるイエス様
 今日の御言葉にはイエス様がその肩に世を治める権威があると記録されております(イザヤ9:6b)。私たちの主は私たちの救い主だけでなく、万物を治める統治者でもあります(マタイ28:18)。私たちの真の信仰は、イエス様が私の統治者であることを認めるところから表されます。世を治めるイエス様が私の主であることを悟る人は、世から来る心配と悩みに抑えられず、すべての問題と苦しみを圧倒的に乗り越える勝利の人生を生きることができます(ピリピ4:13)。

3.素晴らしい相談者になるイエス様
 イエス様に対して「その名は不思議な助言者、力ある神」(イザヤ9:6c)と記録された御言葉は新改訳聖書で「その名は素晴らしい助言者」と翻訳されています。イエス様は寂しく苦しい人生の道で私たちの一番良い助言者であり、相談者になってくださいます。イエス様の前に出て行き、すべての重荷を下ろして助けを求めると主が親しく私たちの問題を解決してくださり、恵みと祝福の道に導いてくださいます(マタイ11:28)。私たちのため世に来られたイエス様を迎え入れて、委ね、従順して一生涯神様の栄光のため生きる私たちになるように主の御名でお祈りいたします。

2024.12.01. ヨイド純福音教会 主日礼拝 Youtube


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