今日は収穫感謝主日です。1620年、信仰の自由を探して新大陸であるアメリカに行った102人の清教徒たちはそこに到着したとたん教会を立てました。初年の冬、酷い寒さと食糧難によって大きな苦しみの中いましたが、1年後に初めて収穫をすることができ、神様の御前で感謝礼拝を捧げました。そして自分たちに農業を教えてくださったインディアンを招待してともに食事しながら、初めての収穫祭をひらきました。絶望と苦難の中で捧げられた収穫の伝統を今日もすべての教会が共有しています。
1.主に求めなさい
BC852年頃、南ユダの4代国王であったヨシャファテ時代にモアブとアンモンの連合軍がユダを攻めて来たことがありました(Ⅱ歴代20:1)。巨大な敵軍が押し寄せて来るとヨシャファテとユダの民は恐れおののいていました。しかしこの時、ヨシャファテ王は視線を神様に向かいました。国全体に断食を宣言した王は、民たちとともに神様の御助を求めました(Ⅱ歴代20:3-4)。耐えられない問題と苦しみが近づいてきても、主を見上げて叫び求めれば、神様が答えられます。
2.主だけ見上げなさい
刃向かえない大軍が攻めて来た時、ヨシャファテは人間的な力や知恵に委ねませんでした。彼は「ただ、あなたに目を注ぐのみです。」と祈りながら、神様の助けを求めました。人生を生きる中で苦しみや苦難に陥る時、酷い病気や辛さに身もだえる時、私たちは主を見上げて天から与えられる神様の助けを受けなければなりません。私たちがただイエス様を見上げて切に祈りを捧げると、神様が私たちに新しい力を注いでくださり、すべての苦しみを充分に乗り越えるようにしてくださいます。
3.神様の御声を聞きなさい
ヨシャファテとともに全ユダの民たちか神様に叫び求めていた時、聖霊は、レビ人ヤハジエルの上に臨みました。ヤハジエルは聖霊充満の中で主が与えてくださるメッセージを宣言しました。主は「この戦いは神の戦いであるため、恐れてもおののいてもならない」という確かな声を聞かせてくださいました(Ⅱ歴代20:15)。 ヨシャファテは、主の御声に委ねて民たちとともに賛美の中で戦争の場に進んで行き、神様の助けを通して完全な勝利を得ました。私たちもすべての点において賛美し、感謝することで、私たちをすべてにおいて勝利を得るようにしてくださる主の働きを体験する人生を生きますように、切にお祈りいたします。