神様は私たちが生まれる前から私たちに向けた計画をもっておられ、私たちを神様のしもべ、神様の子どもとして選び、呼んでくださいました。そして神様の子どもである私たちは、いつも御言葉を黙想しながら、神様が私に語られる御言葉に耳を傾けなければなりません。その時、私たちは神様の愛によって生きることができます。
1.苦難に遭った者を憐れんでくださる神様
私たちは苦難に遭う時、人に委ねることなく神様に委ねる方法を学ぶようになります。そのため、人生の中で苦難を体験する時間は、私たちが完全に神様の人として作られる過程になります。苦難の荒野を過ぎる時、私たちはその場所で主に会わなければなりません。乳飲み子を愛をもって面倒を見るお母さんのように、神様は私たちを絶望の中で捨てることなく、憐れんでくださいます(イザヤ49:14-15)。このような主の愛と導きが苦難の多いこの世を生きていくクリスチャンが勝利を得るようにする秘訣であります。
2.私たちの近くにおられる神様
神様は、私たちが思ったよりもっと近くにおられます。聖書は、神様が私たちを神様の手のひらに刻まれたと語ります(イザヤ49:16)。これは神様が私たちを疎かにしたり、忘れたりすることが決してないことを教えてくださる御言葉です。どのような問題や病、苦難が近づいてきて私たちを崩そうとしても、神様は堅い城壁のように私たちを立ち上がらせてくださいます。いつも私たちの近くにおられ、とこしえまで御助けになってくださる主とともに一生涯を歩む私たちになるようにお祈りします。
3.回復してくださる神様
イスラエルの民がバビロンで捕虜の時期を過ごし、国に戻ってきた時、エルサレムの城壁は全部崩されている状態でした。しかし神様は崩されたイスラエルの城壁が急いで再建することを語ってくださいました(イザヤ49:17)。またこのことは、指導者ネヘミヤを通して成し遂げられました。悪しき者たちは城壁が再建されることを絶えず妨げましたが、神様はわずか52日ぶりに城壁が再建するようになされ、御言葉を成就されました(ネヘミヤ6:15-16)。 私たちも問題と苦難が多い人生の中でただ神様の御前に進み出てその助けを求め、私たちに真の回復を与えてくださる主を体験することができるように主の御名によってお祈りいたします。