黙示録 1:19
それゆえ、あなたが見たこと、今あること、この後起ころうとしていることを書き記せ。
イエス様はヨハネに、黙示録全体を解釈する枠組みをお与えになります。「見たこと」とは、ヨハネが幻の中で見た啓示です。「今あること」とは、当時の七つの教会の現実、すなわち各教会が置かれた具体的な状況です。最後に「この後に起こること」は、終末論的な成就を指しています。つまり、啓示は過去・現在・未来を分離せず、神の御業の中ですべてつながっているのです。救済史の視点で見れば、時間は神のみこころの中で統合されます。
神はこのすべてのことを「書き記せ」と命じられます。信仰生活にも記録の訓練が必要です。神が行われたことを一つ一つ記録するとき、私たちは今日、私たちの間で働いておられる神をより明確に見ることができます。過去の記録は、今日を新しく解釈させ、未来に向かう信仰を励まします。ですから、みことばに向き合うたびに、それを自分の生活の中でどのように経験したかを記録しておきましょう。小さなメモと日記が積み重なって、いつか神が私たちの人生をどのように導いてくださったかの証しとなるでしょう。そして、その記録は単なる痕跡ではなく、後の世代に信仰を伝える生きた証言となるでしょう。信仰の記録は、すなわち信仰の告白なのです。
ハレルヤ!主の平安と喜びに満たされる一日となりますように、主の御名によってお祈りいたします!
純福音川越教会
出典:国民日報 “https://www.kmib.co.kr”