1ヨハネ 3:7
幼子たち、だれにも惑わされてはいけません。義を行う者は、キリストが正しい方であるように、正しい人です。

 ヨハネは愛する聖徒たちが偽りの教えに惑わされないよう、深い警告を投げかけています。突然襲ってくる大きな誘惑ではなく、徐々に、巧妙に真理から遠ざけるものが惑わしなのです。当時、教会を脅かしていた異端、特にグノーシス主義者たちは「肉体はどうせ汚れていて消え去るものだから、どう生きようとそれは重要ではない。霊魂さえ聖ければ、肉体でどんな行動をしても構わない」と教えていました。つまり、生活と信仰の分離を主張したのです。

 ヨハネが語る「義を行う」というのは、単に外見上善良に見えて、法律をよく守る道徳的な行動を言っているのではありません。イエス様を本当に信じ、その内に深く根を下ろした人は、内側から生き方が変わります。イエス様と共に生きていくうちに、考え方、話し方、選択、習慣まで少しずつ変わっていくようになっています。

 無理に善良になろうとするのではなく、イエス様のいのちが私の内に入ってきて、その方のように生きるようになる自然な実なのです。主を信じていると言いながらも、偽りを抱き、赦しを先延ばしにし、淫らを楽しみ、怠惰を合理化し、恵みを安っぽいスローガンに変えてしまっているなら、私たちは今、惑わされているのです。

ハレルヤ!主の平安と喜びに満たされる一日となりますように、主の御名によってお祈りいたします!

純福音川越教会

出典:国民日報 “https://www.kmib.co.kr

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