1ヨハネ 2:15
あなたがたは世も世にあるものも、愛してはいけません。もしだれかが世を愛しているなら、その人のうちに御父の愛はありません。

 ヨハネは「世と世にあるものを愛してはいけません」と語っています。ここでいう「世」とは、神様が創造された美しい自然や人間そのものではなく、神の統治を拒み、人間中心の欲望が支配する文化的・霊的体系のことを指します。

 パウロはこれを別の表現で「この世と調子を合わせてはいけません」と語っています。(ローマ人への手紙 12:2)神に敵対する世を愛することは、すなわち父なる神を愛さないことであり、さらには神を憎み、敵対することです。それゆえ、世を愛する者の内には御父の愛がありえないのです。

 神は分け合う愛を望まれません。神は一部ではなく、すべてを望まれます。神は今問いかけておられます。「あなたの心はどこにあるのか。わたしを愛していると言いながら、実際にあなたが命をかけているのは、わたし以外の何かではないのか」と。

 真の愛は二つに分けることはできません。私たちは今、決断しなければなりません。偽りの愛への未練を断ち切り、真の愛に心を改めて捧げましょう。

ハレルヤ!主の平安と喜びに満たされる一日となりますように、主の御名によってお祈りいたします!

純福音川越教会

出典:国民日報 “https://www.kmib.co.kr

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