私の愛する方は、私に語りかけて言われます。「わが愛する者、私の美しいひとよ。さあ立って、出ておいで。ご覧、冬は去り、雨も過ぎて行ったから。地には花が咲き乱れ、刈り入れの季節がやって来て、山鳩の声が、私たちの国中に聞こえる。いちじくの木は実をならせ、ぶどうの木は花をつけて香りを放つ。わが愛する者、私の美しいひとよ。さあ立って、出ておいで。(雅歌2:10-13)
目から蜜が落ちるようだという言葉があります。この言葉は、愛する人を見つめる人の幸せな姿を表現した言葉です。平穏に眠っている赤ちゃんを見つめる両親や、愛する相手を見つめる恋人たちの姿を思い浮かべると、私たちはこの表現がどのような意味であるかをよく知ることができます。これらの状態の共通点は、対象に対して深い愛がある状態ということです。
今日の御言葉は、神様が私たちを「蜜が滴るような目」で見守っておられるという事実を気づかせてくれます。 神様は私たちに「わが愛する者、私の美しいひとよ。さあ立って、出ておいで。」と言われます。 ですから、様々な苦難に振り回され、忙しい日々で疲れている時にも、神様が本当に私を愛しておられるという事実を忘れないでください。愛する人には何一つ惜しくないように、神様は愛する私たちのために良いものを用意してくださっています。私たちをとても愛しておられる神様が、私たちを見守り、助けの手を差し伸べてくださることでしょう。