礼拝ってなんですか?
礼拝は、神様との交わりであり、神様からの語りかけとそれに対する人からの応答と賛美からなります。
礼拝はすべての活動の基礎です。礼拝の中心は、神様の言葉が語られる牧師の説教です。礼拝を通して、新しい週のはじめの一歩を踏み出す力を神様からいただきます。
礼拝は、主に賛美歌(聖歌)を数曲歌い、お祈りし、聖書を読み、講壇から牧師がメッセージ(「説教」と呼ばれます)を語り、献金(教会の運営費として使われる収入源)を集め、祝祷で終わるというのが一般的です。
当教会では、毎月第一主日には、パンとぶどう酒(液)を分け合う聖餐式が行われます。
教会って行ってみたいけど、ちょっと敷居が高いと感じます。
教会のこと、キリスト教のこと、ちょっときいてみたいな、ということがある方は遠慮なくメールでお問い合わせください。
礼拝に参加する際、信仰の有無が問われることはありません。
「聖書を勉強したい」「賛美歌を聞きたい」「お祈りしたい」
「聖なる空間で癒されたい」「雰囲気を味わってみたい」
「教会建築に興味がある」など、動機は何でも大歓迎です。
たとえキリスト教を信じるつもりがなくても興味関心がある場合、近くに教会がないか探してみてください。
礼拝時間は?
メインの礼拝は日曜日の午前11時、午後2時(当教会の場合)に行われます。
全体の時間は1時間~1時間半が一般的です。
特にプロテスタント教会の場合、説教に重きを置くため、その長さによって全体の時間も変わってきます。
なお、日曜日のメインの礼拝のほかに、早朝の「早天祈祷会」、水曜日の「水曜聖書講解」、金曜日の「金曜祈祷会」などを行っております。
礼拝ではどんなことをするのでしょうか?
まず入口で週報をお受け取りください。
その日の礼拝式の流れが書いてあります。
お祈りや賛美をささげ、聖書の言葉を聴いたり読んだりします。
また、牧師の説教に耳を傾けます。
分からないことは、遠慮なく近くの人にお尋ねください。
礼拝での服装は?
規律に厳しい教会では、「神のみ前に出る」という意味あいから、襟のついたシャツやスーツといった正装を推奨する習慣があります。
常識の範囲内(節度ある服装)であれば特に問題はありません。
礼拝での持ち物は?
基本的に手ぶらでも大丈夫です。
聖書や賛美歌(聖歌)を持っていなくても、初めての方には備え付けのものを貸し出しています。
また、前方のスクリーンにも出ます。
当教会では、聖書は「新日本聖書刊行会 新改訳2017」、
賛美歌は「在日大韓基督教会 新・韓日讃頌歌 / 教文館 新聖歌」を主に使用しています。
スマートフォン用 聖書アプリが無料で入手できます。こちらをご利用ください。
「聴くドラマ聖書」
教会によって使用する聖書(訳の異なるものが数種類ある)、賛美歌(かなりの種類があり教会独自で賛美歌集を作っている場合などもある)が違うので、購入する場合は通いたい教会に確認してから購入をお勧めします。
献金はどうしたらいいですか?
初めての人は「教会ってお金を取られるの?」と戸惑うかもしれないが、決して強制ではありません。教会に属する信者でない場合、ささげるかどうかは個々人に任されています。
捧げ方は、捧げ物の時間に専用のかごが回ってきます。
備え付けの封筒に入れて捧げるか、直接現金をかごに入れて捧げてください。
献金は、寄付や入場料やお賽銭ではありませんし、金額も決まっていません。神様への感謝をあらわす一つの方法です。
もしお気持ちがあれば、入り口か、椅子に備え付けてある封筒にてご用意いただき、礼拝の中におささげください。
礼拝で信者以外が注意すべき点はありますか?
携帯電話の使用、許可のない写真・動画撮影、談笑、飲食、喫煙は控えてください。
会衆一同で立つ・座るなどのほか、信者以外がしなければならない特別な所作はありません。
カトリックで行われる十字を切る行為や、手を合わせ目を閉じて祈る、「アーメン」と唱和するなどの行為はしなくても大丈夫です。
信者と同じように「見よう見まね」でも問題ありません。
ただ、聖餐式(イエス・キリストが「最後の晩餐」で、自身の「体」と「血」による契約として、弟子たちにパンとぶどう酒を与えたことを記念して行われる儀式があります。
当教会では、月1回第一主日に行っています。「イエス・キリストを信じ、洗礼を受けた人のみ」が受けることができます。
初めて行く時の注意点はありますか?
多くのプロテスタント教会では、入口の受付で初めて来た人が名前や連絡先を書くようお願いされます。
これは、後々、教会の案内や集会のお知らせを送るためのもので、そうした情報が不要であれば断っても構いません。
また、礼拝の最中や終了後に、全員の前で紹介され、歓迎の拍手を浴びることもあります。
これは、「初めての人も温かく迎えますよ」という教会の意思表示であります。もし、紹介されることを希望しない場合は、その旨をあらかじめ伝えてください。
-礼拝時のお願い-
礼拝は、多くの方と一緒に神様に心を傾けるひとときです。
他の来会者が礼拝に集中できるよう、以下のことにご協力ください。
1. 礼拝前の黙想
礼拝の開始にあたり、静かに音楽が流れます。
神様の御前に心を静めて、黙想の時を持ちましょう。
2. 礼拝中の私語はお控えください。
携帯電話の電源はお切りいただくか、マナーモードに設定してください。
3. 座席はなるべく前の方からお座りください。
満席の時はお互い席を譲り合い、一人でも多くの方が座れるようご協力ください。
礼拝後の黙想 礼拝終了後にも、静かに音楽が流れます。礼拝で受けた神様の恵みに感謝し、しばし黙想の時を持ちましょう。